月曜日は基本的に休養日に充てて、木曜は捕り方と投げ方をちゃんと教えることにしました。
”ちゃんと”というのは、今まで時間を作って継続的に教えることをしてなかったんで、いいかげんやっとこうかなと。
今後毎週木曜日にやる予定ですが、具体的なメニューを作る前に、今日はどんなところが問題なのかを見るために近所のグラウンドに行ってキャッチボールとノック。
まず投げ方を見るためにキャッチボール。
全体像は、軸がブレて腕が横振り。
各パーツがそれぞれ自分勝手なことしようとするから、ボールが暴れまくってます。
根本的な課題は、体が硬いこと。
特に、股関節回りが全然。静的にも動的にもダメ。
そこはストレッチを毎日メニューに組み込むことにします。
フォームとしての問題点は、一番は腕が遠心力に負けて遠回りしちゃってること。
ブン回して投げてるのは以前から書いてますけれども、いわゆるアームってやつですね。
肘が使えていない。
なので、投げ方の基礎の基礎である腕の使い方をやることに。
ボールの力はとてもあって、指にかかったときはかなり面白い球を放ります。
ストライクさえ放れれば、6年生相手でもそう簡単には打たれないでしょう。
そのためにも、きんとしたフォームで放れるようにしないとね。
次いでノック。
一言でいうと、「勘がいい」
でも、勘だけ。
腰高で、補球姿勢も、送球の足の運びも投げ方も全然ダメ。
なんでもかんでも前に出て捕ろうとしてる・・・。
捕球は体の右側でやろうとするし、送球は足は速く動いてるのに上半身は腕を大きく使おうとする。
まぁ、なんとも・・・。
これはゴロ補球からやな。
さしあたって、練習メニューはある程度決まりましたけれども、技術的な練習よりも、とにかくストレッチをやって体を柔らかくすること、これが最重要課題であることがわかりました。
明日からマジストレッチやります。
方法は至ってシンプル。
投げ上げです。
スタートポジションはこう。
これで横を向くとトップになる感じの位置です。
ただし、掌は自分の方を向くように。
次男の場合、ここで掌を送球方向に向けて投げるため、肘が使えず腕がしなりません。
こうなると肩に非常に負担がかかるため(次男は肩をブン回して放ってます)、今回の修正となったわけです。
掌を自分の方向に向けたまま、肘の内側から出していきます。
肘が出て小指が出るイメージ。
実際に放るときはもう掌が向いてるのですが、これはあくまで矯正なので極端にさせます。
注意すべき点は、肘の先から出さないようにすること。
これが癖になると、なでるような投げ方になってしまいますし、インピンジメントになりやすくなります。
リリースは送球方向を指さすように。
きちんとリリースできてれば勝手にこうなります。
捻る必要はありません。
だいたい50球くらいですか、球の回転を意識させてなるだけ毎日してます。
なかなか治んないものですが、こればっかりはやんないと治らないんで、根気強くやんないとね・・・。
生憎私は所用でその場に立ち会えず残念ではありましたが、重畳至極。
嫁が言うには結構飛んだんですって。
本人も満足げでした。
長男の初ホームランは4年の3月くらいでしたから、ちょっと遅めではありますけれども、これからどんどん本数を増やしていって欲しいものです。
長男もそうでしたが、次男もガタイの割には飛距離を持ってるっぽいです。
飛距離を出すのはちょっとコツがいくつかありまして、その一つをご紹介しますと、
「手首を返さない」
ことです。
長男には口を酸っぱくして言ってました。絶対に返すなと。
詳しく書くと長くなっちゃうんでアレですけど、簡単に言うと、手首を返すとそこが支点になるんです。
支点は背中もしくは前の肩に置いて、支点から作用点までの距離を長くとりたい。
一応、長男で一定の結果は出てますし、次男も飛距離は出てますから、間違ってはいないかと。
おそらく、公式戦初長打かな?
本人いわく、インコースを思い切り引っ張ったとのこと。
そんな感じには見えませんけどね(笑)
でも、打ったコースを言えるってのは、立派です。私は未だに・・・(笑)
先日、シンクロを教えまして、動きがそれらしくなってます。
今となっては割と古い理論になっちゃいましたけど、あれのタイミングのとりかたは小学生でも取り入れ易く、長男にも教えましたっけ。
普通、シンクロやりだした当初は四苦八苦するものですけれども、教えて数日でもうそれらしくなってるのはなかなか興味深いところです。
あくまで少年野球においてですけれども、長男が開花したなって思ったのは小6の6月くらいでした。
バッティングフォームが固まってこれで充分やっていけると思ったとき、自ずと結果もついてきました。
次男の場合、小四にしてバッティングフォームはほぼ固まってます。
恐らく、一生こんな感じで打つはずです。
結果もぼちぼち出始めており、もうちょっとで開花しそうな感じです。
まだ体が小さいですけれども、長男はもっと小さかった。
小6のときは140くらいじゃなかったかいな?
それでもバカスカ長打打ってたし、特大のフェンスオーバーも打ちました。
次男のスイングスピードは音を聞いてもらえばわかるように、結構なもの。
開花したとき、80m程度あろうかと思われる小学校のレフトフェンスも余裕で越えるはずだと期待してます。
こちとら右肩を壊してるため、無理して放ったらゴルフにめっちゃ悪影響を及ぼすので、極力やりたくないのですが。
天性として、次男は一定のコントロールを持って生れてきておりますから、暴投をあんまりしないので、結構タフなキャッチボールとなります。
長男のときは、最初の方なんかは結構暴投が多く、球拾いに行かせてる間に(私は行かない)休みが取れてたのですが(笑)
野手といえども試合や練習で結構な球数は放ってるはずなんで、キャッチボールの球数は抑え目にしてます。
塁間くらいを20球くら放った後、最近投手に興味が出て来たみたいで、ピッチング練習を15球くらい。
あとはゴロ放ったりフライ放ったりを15球くらいのだいたい50球程度。
1年間野球やってかなり強い球を放れるようになった印象です。
力任せな部分があるので、
「球の速さはどうでもいい、ちゃんとした投げ方で、投げたいところに投げる癖をつけろ」
っていつも言ってます。
正直、小学生はストライクさせ放れれば十分試合になります。
長男のときの打線はそれじゃ通用しなかったですが、そんな打線は稀。
フォームを意識して、体を意識下で使える力加減を覚えさせています。
そうすりゃストライクとるのはそんな難しいことじゃありません。
投手はできるだけ左で勝負したいのですが、右を受けてみたら、6年になったら簡単には打てない投手になりそうなポテンシャルが間違いなくあってちょっと・・・。
小学生時代は育てながら一緒に戦って楽しい4年間を過ごし、
中学生時代はいろんな事件や故障があり、教えながらリハビリしながら苦しい3年間を過ごし、
高校時代は腹立たしいことしかなく、スキルはほぼ見ず考え方をやものの見方を話したり叱った記憶しかない3年間を過ごし・・・。
という競技野球人生でした。
私自身、正直、燃え尽きちゃってます。
次男には悪いですけれども・・・。
まだ小3なんで、もうちょっと休憩させてもらって、心身ともにリフレッシュするつもりなんですが、もう試合に出してもらってるっぽく、周囲からは見に行ってあげなよって言われるのですけれども、いま一つ足が向かない今日この頃。
ひと月かふた月に一度程度、塁審のお鉢が回ってきますので、そこにはとりあえず行きますけれども。
その当番が昨日でした。
公式戦とかいう話だったので、そんな出番はないだろうと思いきや、スタメンサード。
サ、サードっすか。
審判は2試合目だったので、最初のは応援だったのですが、長男ときだったらハラハラドキドキだったに違いないと思いますが、次男は肝が据わった男なんで、特段の心配もなくフツーに見学。
打つ方はね、流石に小3が6年相手にポコポコ打てる程甘くないので、期待もヘッタクレもないのですが、若干心配なのは守備。
まだ始めて1年も経ってないですし、昨年の下級生試合とかでは外野守ってたんでね。
そんな甘いもんじゃないっすよ、内野は。
しかぁし、次男にゃそんなんは心配無用でした。
雑は雑なんですが、何か、捕る投げる、アウトにする(笑)
ボールへのアプローチが雑なんで、バットの先に当たった打球の変則バウンドに対応できず逸らしたり、バント処理でセカンド狙って間に合わず生かしてしまったりというミスがあったのですが、セカンドで殺そうとしたのは、おっ!というプレーでした。
タイミングとしては、強いボールだったらアウトでしたが、肩がまだ弱いのと、少し逸れてしまってフィルダースチョイスになってしまいました。
がしかし碌にサードをやったこともない子がアウトになると殺しに行ったアグレッシブさは評価できます。
試合展開でいうと一つ取ればいい場面だったのですけれど、それを始めて1年も経ってない子に求めるのは酷というもの。
なかなか、やるやないか。
次の試合は私は3塁塁審。
次男はまたもスタメンサード。
真後ろで観戦もなかなか悪くないです。
守る位置がメチャクチャだったりするのですが、打球はそこに飛んでくるんですよね。
流石は持ってる男だ。
この試合も、強い打球を捕ったまでは良かったのですが、勢いに負けてグラブが外れてしまって(笑)セーフにしてしまうミスがあったのですが、失点にならず。
前の試合のミスも失点にならなくって、とってもツイてました。
ベンチから守備位置に来る度、私を見てニヤーッと笑いながらやってくる次男。カワイイやっちゃ。
サードですから、打球が結構飛んでくるのですが、普通の打球は普通にアウトにしてました。
普通の打球を普通に処理できるのは、足が使えているからです。
足を使って捕りやすいところに行くから普通に処理できる。
言うは易しですがね。
腰痛持ちなんで、審判は超辛いですが、次男のお陰で試合中は痛みを感じませんでした。
試合後大変でしたけどね(汗)
打つ方は、からっきしでした。
じいちゃんやばあちゃんも応援に来てくれてたから意気込みが凄すぎたか、クソボールにダボハゼみたいにとびついてた。
帰宅後、軽く落ち込んでたんで、次男に言ってあげました、
「相手のピッチャーが悪いよ。ちゃんとバットに当ててくれないんだから(笑)」
上級生に故障者が出ての棚ぼたっぽいですけどね。
結果は、サードゴロ、レフトフライ、三振だったそうな。
守備機会が何度かあったそうですが、無難に捌いてたとのこと。
一打席目と二打席目はともにいい当たりを打ってたみたい。
わけても、二打席目は好守に阻まれたものの、あわやって当たりだったみたい。
しっかりスイングできてて、なかなか面白いです。
特別ガタイが良いわけではありませんが、スイングスピードは結構出てると思います。
当たった時の音が長男ときとは全然違いますもの。
自宅練習では、素振りがメイン。
内容的にはほとんど長男にさせてたことと同じですが、バッティングの理屈はちょっと違った教え方をしています。
長男のときは、手首を返すな(自然に返る)って言ってましたが、次男には、腕(かいな)を返せって言ってます。
表現が難しいですが、引き手の納め方を変えてます。
次男は割合理解力があるんで、そこそこは分かるみたいで、とても面白いです。
といっても、たまーに教える程度なんですがね。
帰ってきた次男にどうやった?って聞いたら、
「惜しかった~、あとちょっとやったっちゃんねー。」
って悔しがってました(笑)
たいへん遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。
次男は順調に成長しております。
幼児時代の天才ぶりからは想像もつかない程、普通~になりましたが(笑)
自宅での練習をたまに見てますが、やっぱあれですね、長男のとき程の熱量は出ないっすね。
長男は、所属してたチームの監督が保育園時代から一緒の同級生でしたので、アイツをなんとか勝たせたいという一心で、長男の生まれ持った能力からすると過剰ともいえるくらい技術的なところを鍛えましたけれども、次男は、まぁいいかぁってな感じで、チームの練習はおろか自宅練習を見ることすらあんまりありません。
燃え尽き症候群ってやつですかね(汗)
ただ、長男で得た教訓というか反省というか、そういったものが確かにあって、そこは生かしたいよねってことで、どうせやるんなら面白くやろうよってな風に、次男には話してます。
その代表的なのが、
両投げ両打ち
です。
「大谷君が二刀流なら、けんとは四刀流ばい!」
自宅での練習では、右投げの次男を右で投げさせることは一切せず、左投げの練習だけさせています。
去年の映像ですが、こんな感じです。
今はもっと良くなっています。
投げ方としては、右よか全然いい。
手直しするところは沢山ありますが、三年生ですからまぁこんなもの。
ぼちぼち、です。
やってるのは、長男にさせてたことばかり。この辺は経験ですね。
本格的に初めて半年くらいでこんくらいになるのですから、なかなかなものです。
目指すところは、右で野手、左で投手のスイッチヒッターです。
どうせやるんなら、面白い方がいいやないですか。
長男はセカンドでしたけれども、やっぱ内野は華があるっすよね。
私は外野だったんで、特にそう思います。外野はヒマだ。
なので、内野手にしたい。
でも、サウスポーピッチャーを見たいという夢も多少ある。
なんかわからんですが、左投げって格好良く見えません?
というわけで、両投げなんです。
サードショート内野守ってた次男が、ピッチャー交代をつげられてベンチに下がって左グラブをはめてマウンドに上がる。
格好よくないですか?想像するだけでワクワクします。
チームの指導者の考えもありますから、実現するかどうかはわかりませんが。
しかめっ面して野球したってしょんなかですけんね。
4人兄弟の末っ子で甘えん坊の暴れん坊
兄の影響で野球大好きになり、朝から晩まで野球の幼児期を過ごす。
小学校入学後は漫画「ハイキュー」や「黒子のバスケ」に影響され野球への関心が薄れるも、同級生に勧誘され小3の2016年5月、ついに野球の道へ足を踏み入れる。
始めて1年足らずで4年生ながらセカンドでレギュラー格に抜擢され、5年生時はサード、6年生時はショートでチームを支える。6年生時は年間打率.371、本塁打13本、打点78を記録した。
中学は、学童のチームメイトと袂を分かち、週末は硬式野球チーム・平日は陸上部という二刀流に挑戦。
入団早々レギュラーを獲得し、1年生ながら5番サードに定着。中学3年ではキャプテンに指名され、野球人生で初めてチームを牽引。九州代表にも選出される。
陸上では100mと投擲(砲丸投げ)を主とし、新人戦では投擲で自己ベストを更新し県大会出場を果たし、3年生の中体連では区大会優勝。
高校は愛知の私立高校に野球留学。入学1週間でベンチ入りし決勝犠飛。結果を残して背番号12で夏大のベンチ入りをし、2回戦では4番デビューを果たす。
右投右打 B型